INTERVIEW

先輩からみなさんへ

※記事の内容は、2020年12月時点の取材に基づくものです。

最先端の技術に夢を感じ入社。

CKKでしか関わることのできない

リニア車両のメンテナンスを行っています。

せきた しょう

関田 翔

高速鉄道事業部 山梨支店 車両課

2012年入社

入社9年目。JR浜松工場の建て替え工事に従事した期間以外は、入社後のほとんどを山梨で過ごす。実験線で行うリニア車両の検査修繕を通して得た知識・技術を、営業線開業後に活かせるように日々経験を積む。休日は山梨の豊かな自然のもと、キャンプなどアウトドアを満喫。

01

CKKへ入社を決めた理由は?

学生時代に超電導体についての授業を受けたことがきっかけでした。当時はその最先端の技術に関わることに夢を感じました。今まで誰も経験したことがない超高速鉄道をこの手で実現し、その仕事の成果が残り続ければ自分自身の自信にもなるだろうと思い入社を志望しました。

02

現在の仕事内容とやりがいは?

山梨リニア実験線で走行試験後の車両メンテナンスを担当しています。主に台車まわりの点検や消耗品の交換を行っていますが、リニア車両のメンテナンスはCKKの高速鉄道事業部でしか請負っておらず、メンテナンスを通じて作業性や安全性をブラッシュアップしていることは、営業線開業後にもそのまま活かせるため大きな達成感を得ることに繋がります。また、業務の改善といった点においても自分のアイデアを取り入れて、自分の知識も活かすことができています。

03

現場作業での苦労はありますか?

入社当初、現場作業で一番苦労したことはボルトのトルク掛けでした。なかなかコツが分らず、腕の力でボルトを締めようとしてすぐに体力切れとなりました。先輩が根気強く教えてくれたことで何とかコツを覚えることができました。山梨リニア実験線ではまだまだ人力に頼った作業が存在しますが、少しずつ機械を導入していくことで変わってきています。また、これらの苦労を改善していくことも、仕事のやりがいの一つだと感じています。

04

職場の雰囲気はどうですか?

私の職場は20代以下の若い社員が多く、社員同士が活発に意見を言い合える明るい雰囲気です。特に休憩中は会話が絶えません。また、プライベートでも社員同士で遊んだり旅行へ行ったりすることも多く、和気あいあいとした職場です。

05

仕事上の印象的なエピソードはありますか?

最も印象に残っているのは、業務研究の成果によって作業効率を大きく上げられたことです。過去に得た知識を活かしてデータ採りを行い調査することで、作業量を大きく減らすことができました。自分の知識を活かして成果を出したことで、とても大きな達成感を得られました。

06

今までの業務で一番やりがいのあった仕事は?

JR浜松工場の建替え工事が最もやりがいを感じた仕事です。私が工事計画から担当した装置は小規模な装置が多かったのですが、それでも施工業者との調整や現場管理に留まらず、その後に起きた不具合の対応等、決してうまくいった訳ではありませんが、自分の計画で、自分の責任で工事を行うことで貴重な経験を得ることができました。

07

今後どのように活躍していきたいですか?

高速鉄道事業部では営業線開業に向けた工事が着々と進んでおり、リニア車両の検査修繕作業の実施において、より安全に作業を進められるよう職場の同僚の安全に関する知識をより深め、無事故無災害での作業の実施を目指します。また、この実験線で得た知識を少しでも多く営業線に活かすため、マニュアル整理と業務改善も併せて進め、営業線開業後に車両検修等をスムーズに進められるように努めていきたいと思います。

08

休日の過ごし方を教えてください。

私は東京出身ですが、入社してからほとんど山梨で働いています。入社当初は休日に何をして過ごせばいいのか分らず、自転車で甲府市街地を探索したりしていましたが、徐々にアウトドアにのめりこんできました。今年はキャンプにはまっていて、土日はほぼ屋外で過ごしています。

09

就活生へのメッセージをお願いします!

就職後は、学生の時よりも更に多くの学びや成長があります。リニア開業という目標が大きいため課題も多くありますが、それらにしっかり取り組むことで得られる成果は大きく、必ずやりがいに繋がると思います。挑戦する気持ちのある人は、ぜひ一緒に仕事をしましょう!

SCHEDULE

1日のスケジュール

  • 8:30

    点呼・唱和

    私たちの職場ではリニア車両のメンテナンスを行っています。朝の点呼で今日一日の各グループの作業内容を把握します。そして、職場全員で安全綱領を唱和して士気を高めます。

  • 9:00

    作業前の打ち合わせ

    私の作業のグループメンバーを集め、今日の作業内容、KY活動、過去事例の確認を通して安全に作業を行うために、メンバー間の認識合わせを行います。

  • 9:15

    作業開始

    今日のメンバーで作業に着手します。作業を1つずつ確実に実施して、質の高いリニア車両にメンテナンスを通じて機能回復を図ります。

  • 12:00

    休憩(昼食)

    昼食は事務所に戻ってからとなります。お昼にご飯を食べてから、つかの間の仕事から離れた会話を仲間と楽しみます。

  • 13:00

    作業方法の改善活動

    普段行っている作業の手順について、より安全で高品質な作業となるように、改善すべき点がないかを皆で議論します。

  • 17:00

    清掃、片付け

    現場と事務所の清掃を行います。工具や部材の員数管理や整理整頓が、明日以降の品質管理に繋がります。

  • 17:30

    終業

    終業点呼を行い帰宅します。今晩は久々に職場の仲間とボルダリングを楽しみたいと思います。