Business introduction

事業紹介/ 高速鉄道事業部

03高速鉄道事業部

高速鉄道事業部では、JR東海が建設を進めているリニア中央新幹線の開業に向け、試験走行している山梨リニア実験線の車両や地上機械設備の検査を実施しています。リニアシステム独自の機器・設備が多く、JR東海と当社だけが有する高度なメンテナンス技術によって、走行試験の安全・安定走行を支えています。
また、リニア中央新幹線のインフラ設備においては、地上コイル関連工事、駅等の地上機械設備の設計業務を行っています。

外板関係作業

リニア車両は500km/hもの速度で走行するため、走行ごとに車両外板(車体、ガラス等)に異常がないかの検査を実施しています。

  • 車両外板検査作業
  • 先頭部清掃作業

室内関係作業

実際に体験乗車にてお客様が乗車される座席、車内で快適に過ごしていただくための空調関係、出入りする際の扉などに異常がないか検査を実施しています。

  • 車両室内検査作業

超電導磁石関係作業

磁気浮上走行を実現するために必要なリニア車両の超電導磁石の検査を実施しています。また、超電導磁石を冷却し続けるための冷凍機などの検査も実施しています。

台車関係作業

台車枠の検査のほか、そこに搭載されているタイヤ類、ブレーキ装置、油圧関係の機器を取外し、検査を実施しています。検査後、機器を再び取り付けて台車全体の動作確認を実施しています。

地上機械設備の検査について

山梨リニア実験線の地上機械設備の検査

山梨リニア実験線の地上コイル、乗降装置、散水消雪設備(スプリンクラー)、分岐装置等の地上機械設備の検査を実施しています。
また、検査に用いる保守用車の検査も実施しています。

  • 地上コイル検査作業
  • 乗降装置検査作業
  • 散水消雪設備
  • 保守用車検査作業

地上コイル関連工事について

地上コイル取付

営業線工事支店において、リニア中央新幹線の走行に必要不可欠な地上コイル関連工事を実施しています。地上コイルは、車両を浮上、案内、推進させるリニアシステムの根幹部分を構成する重要機器であり、走行の安全性や車両の乗り心地を大きく左右するなど、高い精度が要求されます。

  • 営業線工事支店
  • 地上コイル取付作業