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CKKへ入社を決めた理由は?

私の出身は岐阜県ですが、幼い頃から家の近くを走っていた新幹線を見て育ち、それがきっかけで鉄道業に興味を持ちました。学生となってから、通学の足として毎日東海道線を利用するようになると、徐々に線路や機械の保守を行う作業員に目がいくようになり、「彼等の支えがあってこそ社会に深く根付いた鉄道インフラが成り立っている」ということを痛感しました。先輩の紹介でインターンシップに参加した際、工場で直接車両に触れて鉄道の保守に携わる先輩社員の姿を見て、東海交通機械という会社を意識するようになりました。

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現在の仕事内容とやりがいは？

現在は新幹線に搭載されている密着連結器を検査・修繕する「密連検修班」に所属し、主に連結器の検査と組み立てを行っています。密連は普段目にすることができない部品ではありますが、新幹線の車両と車両を繋ぐ、まさに「縁の下の力持ち」。本線で自分の担当した新幹線を見かけたり、ニュースなどで多くのお客様にご利用いただいている様子を見ると、日本の大動脈を担う一員であると認識でき、誇りに思うと同時に非常にやりがいを感じます。

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現場作業での苦労はありますか？

最新鋭の設備が整っている浜松工場とはいえ、検査をする上で沢山の機器や工具を使用します。その中には今まで触ったことがないクレーンやフォークリフトなどの大型機器や、見たこともない特殊工具などもあり一朝一夕で扱えるものでもなく、慣れるまでにとても苦労しました。特に、大型機器等は扱いを間違えれば周りの作業者に怪我をさせてしまう可能性もあります。最初はちょっとした動作をするにも大変で、慣れてきた現在も常に初心を忘れないようにしています。

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職場の雰囲気はどうですか？

私のような若手社員から熟練のベテラン作業者まで、幅広い年齢層の社員が在籍しています。所属する密着連結器検修班は班員6名の小さな班ですが、ひとつの物を共に検査する仲間として仲が良く、年齢に関わらず気軽に話しかけられる明るい雰囲気です。また、同じ趣味の社員と社内のサークルに参加したり、先輩後輩で飲み会をしたりと職場の枠を超えた交流もあり、和気あいあいと楽しく仕事ができています。

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仕事上の印象的なエピソードはありますか？

配属2年目で、かの有名な「ドクターイエロー」の検査・修繕を行ったことです。ドクターイエローといえば私も小さな頃から知っている有名な車両で、自身の手で検査するということでいつも以上に作業する手に力が入りました。また、作業前の打ち合わせや工程の確認も念入りに行う必要があり、上司や班員と何度も話し合いを重ねました。特別な機会でありながらも、遅れることなく確実に検査を終えることができ、今でも非常に印象深く覚えています。

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今までの業務で一番やりがいのあった仕事は？

2019年10月に開催された「新幹線なるほど発見デー」に当社が初めてブースを出展した際、スタッフとして携わったことです。私は連結器の解説を担当することになり、いかに分かりやすく、そしていかに楽しんでもらえるか準備段階から試行錯誤し、非常にやりがいがありました。普段、直接お客様と接することができない仕事だからこそ、大盛況の中お客様の笑顔は大変印象深く、同時に自分の携わる新幹線というものがこれだけ多くの方に注目されているのだということを再認識しました。

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今後どのように活躍していきたいですか？

入社してから今まで現場で経験を積んだことで、自身の技術力や問題解決能力を向上させることができたことに加え、「現場の生の声」を聞くという非常に重要な機会となりました。今後はこの貴重な経験を忘れず、現場を支える裏方としてオールマイティに活躍できる人材を目指したいです。また、今後入場が予定されている新型新幹線N700Sへの全般検査対応など、日々進化する東海道新幹線の最新技術に取り残されないよう、新しい知識の習得も意欲的に行っていきます。

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休日の過ごし方を教えてください。

学生時代から欲しいと思っていた車をついに購入することが出来ました。今では愛車に乗って、趣味のラーメン屋巡りやリサイクルショップ巡りをしたりと、休みの取りやすさをフル活用して、充実した休日を過ごしています。

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就活生へのメッセージをお願いします！

辛いことも多い就職活動ですが、自分自身と向き合えるまたとない機会です。妥協をせずにとことん向き合って、もし当社に通じるところがあれば、一緒に会社を盛り上げていきましょう！ 決して後悔のないように、就職活動を頑張ってください。