INTERVIEW

先輩からみなさんへ

※記事の内容は、2020年12月時点の取材に基づくものです。

人と人との繋がりで成り立つ現場管理。

主体的に周りを巻き込む力を身につけ

信頼関係を築くことが大切です。

おおや けんた

大矢 健太

機械事業部 建設工事支店 名古屋工事事務所

2013年入社

入社後、機械事業部名古屋支店工事課に配属、その後現在の建設工事支店にて機械工事の管理業務に携わる。現場の都合で不規則になりがちな勤務形態ではあるが、二児の父親として、家族で過ごす時間を全力で大切にしている。

01

CKKへ入社を決めた理由は?

小さい頃から乗り物が好きで、東海道新幹線という日本の大動脈を支える社会への貢献度も高い仕事を、より現場に近いところで携われることに魅力を感じてCKKを選びました。それ以外にも、リクルーターの方や実際に工場見学をした際に見た、工場で働く社員の方々の人柄にも惹かれました。 

02

現在の仕事内容とやりがいは?

現在の私の業務は、建設工事の工事計画及び現場管理を行っています。担当工事は金山駅の可動柵(ホームドア)新設工事を受け持っており、JR東海及び協力会社と打合せを行いながら、契約から工事のしゅん功まで一連の業務を担当しています。学生時代には関わらなかった分野に携わることも多く、異なる分野での業務には正直困惑することが多々あります。しかし、その分理解したときには大きな達成感を得ることができ、それが現在のやりがいとなっているように感じます。

03

現場作業での苦労はありますか?

機械の新設撤去工事に同じ現場はありません。今回の現場で行った施工方法が、次の現場でも使えるということの方が少ないです。そのため、毎回入念な事前調査と関係箇所及び業者との密な打合せが安全作業のカギとなります。しかし、応用はできます。自分のこれまで経験した工事、上司や先輩社員を巻き込んで皆で知恵を出し合って苦労を乗り越えています。

04

職場の雰囲気はどうですか?

職場は明るく、風通しもいいです。上司や先輩社員に相談もしやすいですが、誤った方向に進みそうなときは止められます。新人の頃は分からないことだらけで、心配になることも多くあると思いますが、すぐに相談することを徹底すれば周りの上司や先輩が助けてくれます。私自身、何度も助けてもらっているので、若手社員に対してはこちらからも手を差し伸べることを心掛けています。

05

仕事上の印象的なエピソードはありますか?

過去に給油装置の老朽取替工事を行った際、外気温が起因して給油装置内部から漏油するという事象が発生したことがありました。原因究明から対策の検討・実施まで、JR東海・メーカーを巻き込んで知恵を出し合い検証を行ったことがあります。給油装置は営業列車に燃料を給油する装置であり、万が一の場合は消防より使用停止指示を受け、列車の安全安定輸送に多大な影響を与えてしまいます。このような危機的状況を乗り越えられたのは、この事象に携わった関係者全員が列車を止めてはならないと一丸となって取り組めた結果だと思います。

06

今までの業務で一番やりがいのあった仕事は?

入社3、4年目に携わった駅の橋上化工事です。高山駅、春日井駅の橋上化工事でしたが、改築工事のため他業種との打合せが多く、毎日調整の連続で苦労し、失敗もたくさんしました。しかし失敗をした分、その工事の中で学んだことも多く、その時の経験が今の工事計画や現場管理に役立っており、自分の糧となっています。また、工事が完了し駅のオープンの式典の際にはたくさんの来場者が参列し、これだけの人達に喜んでもらえる仕事ができたことに大きな達成感を得られました。

07

今後どのように活躍していきたいですか?

私が目指す社員像は、お客様から高い信頼を得ている社員です。同じ部署で働く上司の方がまさにこの社員像であり、お客様から「あの人なら大丈夫」「あの人はスゴイ」という話をよく聞きます。同じ部署の上司として信頼していることはもちろんですが、お客様の方からそのような話が聞こえてくるというのは、私が目指すべき理想です。仕事とは人と人とのやり取り、つまり信頼関係で多くは成り立っていると思います。社内の信頼関係はもちろん、ゴールは顧客との信頼関係だと思います。今後も多くの現場を経験し、信頼を生む種(知識)の習得に励みます。

08

休日の過ごし方を教えてください。

家族あっての仕事と私は思っています。現場の都合上、どうしても土日に出勤する場合もあります。その分、休みの日は子供と遊ぶなど、全力で家族サービスするように心掛けています。

09

就活生へのメッセージをお願いします!

新型コロナウイルス感染症により、社会情勢も大きく変わってしまい就活状況も厳しくなると思います。求人募集会社の絶対数も減り、なかなか希望通りの会社と巡り合わないことも多くあると思いますが、このピンチをチャンスに置き換え、この機会に今一度自分が働く上で求めるものは何なのか考えてみてください。その先に見えた答えと弊社が合致できれば幸いです。CKKで待っています。

SCHEDULE

1日のスケジュール

  • 20:00

    出社

    私がいる職場は、機械関係工事の現場管理を行っています。5つのグループに分かれて各工事を受け持っており、私が担当しているのは金山駅可動柵新設工事です。

  • 20:10

    事務処理

    社内・社外メール、昨晩作業からの引継ぎ事項を確認します。今晩の作業で使用するダイヤを作成・確認を行います。今晩の作業に必要な関係箇所との打合せを行います。

  • 22:30

    作業現場へ移動

    業務用自動車を運転し作業現場まで移動します。

  • 23:00

    点呼準備

    現場に到着したら点呼に必要な準備を行います。各作業員への貸与品を貸出し、駅と作業内容について打合せを行います。

  • 23:30

    作業点呼

    各作業員の健康状態、今日の作業内容、注意事項、列車の運転状況等を確認・伝達します。可動柵工事は列車の近くで作業するため多くの危険が潜んでおり、点呼の中で伝達・確認する事項がたくさんあります。すべては現場で働く仲間の命を守るため、現場を管理する立場では一番重要な項目です。今日も一日安全作業でお願いします!ご安全に!

  • 23:50

    作業開始

    ホームを通過する次の列車までの間合いを作業員へ通告し、列車が通過する際には待避させます。また現場を巡回し、不安全な箇所がないか確認します。その他、作業員からの確認事項があれば、都度判断し指示を出します。

  • 1:30

    小休憩

    作業中は作業員に無理をさせないよう休憩を入れます。このような時間に作業員とざっくばらんな会話をしてコミュニケーションを図り、楽しい職場作りを心掛けています。その他、次の作業の段取りを職長と打合せます。

  • 2:30

    作業再開

    今日の作業の仕舞いを考え、明日の作業への引継ぎ事項を整理します。また、工事の進捗に合わせ工事写真を撮影します。

  • 4:30

    片付け、清掃、跡確認

    今日の作業エリアの片付け清掃を行います。また、ホーム上に細かい材料が一つも落ちていないか確認を行います。地道な確認作業が、列車の安全安定輸送に繋がっています。

  • 5:00

    終礼

    作業終了時の作業員の健康状態確認、当日作業の進捗と翌日作業の内容を再確認します。貸出しした貸与品を回収し、駅へ作業終了を連絡します。お疲れ様でした!

  • 5:30

    現場書類まとめ

    事務所に戻ったら現場管理で使用した書類を整理し、関係箇所へ作業終了及び現場の進捗を報告します。

  • 6:30

    終業

    翌日作業の引継ぎ事項をまとめ、帰宅します。